2023年02月11日

ライアーの音色のように

今日は、大阪の中之島にある大阪中央公会堂に参りました。



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なんともレトロな佇まい^^


こちらで朗読発表会素敵ですよ、なんていうことをお聞きしていたので、

この建物にお目にかかるのを楽しみにしておりました。

今日はお色直し中(工事中)か・・・。

何のためにこちらに来たかというと


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ライアーの発表会!

朗読のお仲間さんが趣味でなさってて、お声かけいただきました。

公会堂の中も、素敵。
音の響きも美しいです。


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ライアーとは、ドイツ発祥の楽器。

Leier=竪琴(たてごと)を意味するそうです。

ものすごく癒される音色です。
そもそも、ドイツの心を痛めた子供たちのこころを癒すために作られたという楽器です。


以前、「鹿踊りのはじまり」の朗読とコラボで演奏してくださった、ライアーの先生が主催の会でした。


こちらは、4年前、石川さんのおうちコンサートのときの写真^^



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そのときのブログはこちら↓



本日のこのブログで何が伝えたいか・・・

結論から申し上げますと、

「ライアーの音色のような朗読ができたらいいですね」っていうことです^^



音色をご存じの方は、頷いていらっしゃるかもしれません。

音色をご存じない方は、あーーーー、聞かせてあげたいですっ。


優しい音色で、心を包み込んでくれる感じ。
一生懸命聞かなくても、すーーーっと心に染み込んでくる。

人がささやくような音色です。

「どや感」が全くありません。



聴き手は自然と、静かになります。

他の音を耳に入れたくなくなるのか、

できるだけ物音をたてずに、静かに耳を傾けます。


・・・・・・


いいですねーーーーーー♪( ´▽`)


−−−−−−−−−−−


コンサートの最後は、演奏者さんみんなで、
「みんなで弾いてみよう♪」という合奏練習みたいなことをされて、

50台くらいのライアーの音が一斉に奏でられた瞬間は、
ため息がでる感じでした。

「迫力ある」と言う表現でもない、「感動した!」という表現もちょっと違う、やっぱり


「はぁー♪( ´θ`)」という感じです。


癒されてるんですね^^


その合奏練習のときに、先生が 

「♪ーーーーー」


と1音鳴らして、

お手本を見せて、おっしゃったことが
とても印象的でした。





♪ーーーーーー・・・・・・・





「ほら、この。

建物、空気に馴染んでいく感じ・・・・ね。

みなさん、この音でお願いしますね^^」




わぁぁぁ・・・・




この感じ♪




いいですねーーーーー♪( ´▽`)



−−−−−−−−−−−−−-


つまり、「声」も同じですね。


この場、この会場、この人の心に・・・


馴染んでいく感じ!!!!



これで、いきたいものです^^



寝落ち朗読がんばろうーーーー♪


あ、復活しましたので、(できるだけ毎晩やりたいと思っています)
よければお聴きください^^




posted by 栞 at 17:27| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月04日

朗読まつり愛×愛×愛 の音楽の打ち合わせ

今日は、朗読まつり3 の演奏者さんとの打ち合わせでした。


朗読と音楽の調べをお楽しみいただく会として、
これまでいろいろやって参りました。

音楽を奏でてくださる方とのコラボレーションは、楽しいです。
本番も、打ち合わせも、準備も全部。

朗読者と演奏者のお互いのイメージを、擦り合わせて、
本番を迎える・・・といっても
それは実は綿密な打ち合わせをしている訳ではなく、

「打ち合わせ」というのは、
お互いのことを知る時間を過ごしている・・・そんな感じで、

「ああしましょう、こうしましょう、こうしてください」とかそういうやりとりはないんです。

つまり「お任せ^^」

もっと言うと「丸投げ」(奏者さんごめんなさい^^;)

今日もそのような時間を過ごしました。


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左が、わたくし辻
その隣が三宅良(三味線)さん
赤い服が濱野直子(ピアノ・フルート)さん
両手ピースがMari(古箏)さん
チラシ持ってるのが、今日子(スタッフ主任)ちゃん

みなさん、朗読とのコラボは何度かしてくださっていて、
寄り添う力と、やる気が半端ないです。

もうお任せするほかありません。

ありがたいです・・・。(しみじみ)


そして、信頼しているのは、

演奏者さんだけでなく朗読者さん。


朗読者さんも、どのようなことになっても
ご自身の朗読を舞台で披露してくださると信じています。

たいがいの、「これでいいかな・・・」という問いに対して
「はいー大丈夫です」という風に伝えます。

それは、本当にそう思うから、なのですが(理由になってないですね 笑)


本番は違和感もなく、
「朗読と音楽の調べ」として無事発表のときを迎えられる・・・ということを、
これまで、少ないかもしれませんが、経験したことでそう思えるのもあります。

そして、

今日や、いつもいつも感じる
みなさんの、前向きで謙虚な姿勢が、
そう思わすのだな、ということも一つ。


それから・・・・


本番までは、私が架け橋のような役割をさせていただいていて、
思うことが、もう一つ。

今日のように、演奏者さんと朗読者さんの
イメージを擦り合わせるときに必要な情報として、

主に、お声の特徴を伝えさせていただきます。


「朗読歴○年」とか、どんなキャリアがあられるかとか、
どのくらい練習をされてるとか、どんな人とか、
そのようなことを伝えることはほぼありません。


演奏者の方々は、その上で、原稿(みなさんが読まれる原稿のコピー)から受け取られる、
イメージを沸かせて、創作したり、演出をされるのでしょう。


これは、何が言いたいのかと言いますと、

本番を迎えられるまでに、とても純粋な信頼関係ができているような気がしている、ということです。

(つまり、わかりにくいー笑 ♪( ´▽`))


えっとー、だからー(もう酔っぱらいのような状態 笑)


「この人が何者か」とかも関係なく
「このひと、どんな人?」とかも関係なくて、


朗読者さんは、この日、この文章を、この言葉を、このお声で、読まれる。

演奏者さんは、その発表に、合うな・・・と思う音楽を奏でてくださる。


それで、「大丈夫!」ということ。

です。( ´∀`)


発表者さんの中には、本番まで、とてもお忙しい方もいらっしゃいます。
それは、自身のこと、ご家族のこと、それぞれいろいろあられると思いますが、

きっと「大丈夫!」
かならず「大丈夫!」


そこには、純粋な信頼関係ができていますから^^


なんか、うまいことまとめたようで、実はまとまってない締めになりましたが、


4/8の演者さん、演奏者さんも朗読者さんもスタッフさんも
あと、2ヶ月どうぞよろしくお願いいたします( ◠‿◠ )

そして、ぜひ、この会が気になる方は、
会場に足をお運びいただけましたら嬉しいです^^



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posted by 栞 at 18:15| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年02月03日

言葉が大切なのではない、それにどんな意味を持たすかが大切、が沁みた映画

明日は、朗読まつりの音楽の打ち合わせです。

お馴染みの三味線の三宅さん、古箏のMariさんに、今回は、濱野直子さんも、ご一緒していただけます。

バラエティに富んだ音楽。さまざまな世界観を表現していただくにあたり、、、

私も主催者として、心を養おうと、本日は映画「モリコーネ」を観てまいりました。

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偉大な作曲家、エンニオモリコーネの生涯と、その音楽を、これまで公開された数々の映画のワンシーンとともに映し出されます。

大きなスクリーンで観て、怖いくらい心が動きました。

音楽を生み出すまでの様々な苦悩や、映画監督との関わりなど、モリコーネ本人が語り、有名な監督や音楽家も語り、

それはそれは、スケールの大きなお話ばかりで紡がれた映画でございました。

音楽の力、すごい。

この音楽がなければこのシーンはない、、、この映画もない、今の自分たちもない、、

そのような意味の表現が何度も出てきました。

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「音楽が大切なのではない、その音楽にどんな意味を持たすのかが大切」

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「ことばが大切なのではない、その言葉にどんな意味を持たすのかが大切」

このように受け取れるシーンもたくさんあったように思います。

映画の構成の影響か、観ている間、いろんなことが、頭の中で重なり合って、それがリフレインしているようなそんな感覚でした。

はぁ・・・・・・(悦)

明日は、打ち合わせよろしくお願いします^ ^
posted by 栞 at 22:52| Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする